主宰者プロフィール

                    
                          
                                       


今野 純子(こんの じゅんこ)

中国茶・台湾茶研究家
中国&台湾茶教室ーTea Salon Xingfu主宰
立教大学文学部史学科兼任講師
立教大学アジア地域研究所特任研究員

中華人民共和国認定評茶の最高峰である国家職業資格一級(高級評茶師)を中国茶葉学会(中国人課程)において日本人初で取得。中華人民共和国認定高級茶藝師。

30年近く、単身で中国&台湾茶各地の茶畑を巡り、良質な中国茶・台湾茶を研究。
中国茶&台湾茶研究と共に、2015年から近代台湾茶業史の研究を開始、2022年、立教大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士号(文学)を取得。専門は近代アジア茶業史。


《出版》30年に渡り、中国&台湾の各地を巡り各々80回以上。中国&台湾の茶畑での製茶や暮らしを綴った

初のエッセイ本『中国茶&台湾茶 遥かなる銘茶の旅』(秀明大学出版会)を出版★★
*同エッセイ本が、2021年10月号住友生命社様「スミセイベストブック」おすすめの12冊に選ばれました。


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《学術論文》
・「1920年代における新竹州客家人の台頭と台湾茶業の分岐ー茶樹品種「青心大冇種」を通して」『東洋学報』第101巻第3号、2019年12月。
・「ジャワにおける、台湾包種茶の発展と変容ー1910年代から1920年代を中心にー」『南島史学』第89号、2021年11月。
・「1930年代、タイにおける台湾包種茶の諸相―焙煎の「台湾包種茶」から「南港茶」へー」『南島史学』第90号、2022年11月。
・「石垣島へ渡った台湾人と台湾茶ー台湾総督府茶業伝習所の卒業生と石垣島の茶業」『なじまぁ』第13号、2023年3月。


《プロフィール》
物心ついたころから歴史が大好きで、大学では中国古代史を専攻、
初めての海外旅行は、大学3年の時に行った、天安門事変の頃のまだ
外国人が極めて少なかった中国。
1か月にわたる旅の途中、初めて中国茶と出逢う。

大学卒業と同時に大手損保会社に入社。独学で中国語の勉強を開始し、習得。

同じ頃、日本の中国茶教室に通い、中国茶を学び始める。
その後、社内で国際部に異動。中国担当として、翻訳業務などを担当する。

都内各カルチャースクールにて中国茶講座の講師活動を開始。
「日々楽しむ中国茶」と中国・台湾の文化や歴史の面白さも伝え、「日中台の懸け橋」を
モットーに、より中国茶・台湾茶を身近に感じてもらうための活動を開始。

2010年、「中国&台湾茶教室-Tea Salon Xigfu」として自宅サロンでの講座を開始。
2012年、中国の国家資格である「中国高級茶芸師」の資格を取得。
2014年、同じく中国国家資格で聞き茶師の最高峰「中国高級評茶師」に
中国茶葉学会で日本人初合格となる。

20年以上に渡る中国・台湾の各地への茶の旅はすでに各々70回以上。

現在も1年の3分の1は中国・台湾の産地を訪れ、栽培農家に泊まり込んで共に茶作りを行うなど茶師たちとの交流をしながら、身体に安心・安全な茶葉と伝統的な中国茶の研究を行う日々を送っている。

2015年から、中国茶&台湾茶の研究と並行し、立教大学文学研究科史学専攻博士課程において台湾茶業史について研究を開始、2022年、同大学院において博士後期課程修了。

                          

 
中国茶葉学会主催の研修および試験は、唯一の日本人として参加。 
2014年に行われた第十期生として、日本人初の高級評茶師を取得。

  

*コンテスト受賞者のみ参加する「東方美人茶コンテスト」に茶師とともに参加。


*レッスンについてはこちらからご確認ください。★★